オモハラみんなのフォトアルバム No.81
1977年、26歳の頃、明治通り沿いの原宿セントラルアパートがあった通りを撮影した写真です。
白木の特徴的な建物は以前別の写真で紹介した「CABIN(キャビン)」という洋服屋さんで、当時はかなり有名なショップで人気がありました。
奥に映る金寿司は私の父が親しくしていましたし、地域の行事でもお世話になっていました。小学校(昭和30年代)の遠足の際には、前日の夜に母が海苔巻きの折詰を頼んでくれて、閉店時間になるころに150円(当時の値段)を握りしめて受け取りに行きました。 それを、お昼のお弁当の時に食べるのが大好きでした。
写真を撮った10年以上も後のことですが、歌手の五木ひろしさんの奥さま、和 由布子(かず ゆうこ)さんが結婚前に、花嫁修行で料理を習いにきたという話を聞いたことがあります。
街を散策する際、定期的に自分の家の近くであるセントラルアパート周辺を撮影していましたが、この頃ちょうど深夜スナックやバーが流行っていました。それまで、深夜営業で朝までやっているような店はほとんどありませんでした。
何気ない通りを映した写真ですが、よく見てみると、現在では珍しくなった電柱の横に置かれたゴミ箱、電柱には質屋の「この先裏通り」と書かれた看板、バス停には灰皿が置かれています。
反対側には、当時は珍しかったのか「フィリッピン料理」と見慣れない表記で書かれているフィリピン料理店の看板があったり、今の表参道・原宿では見られない(喫煙所やゴミ箱は近代化した姿で表参道沿いにありますが)その時代を映し出す要素がいくつも見てとれますね。
写真と同じ場所の現在は?

見違えるように開けた通りに変貌。撮影していて感じたのですが、昔の写真には周辺で生活する人だけが映っていてどこかローカル。一方、現在の写真にはこの街で生活する人はおそらく1人も映っていない?と賑やかさの中に少し寂しさを感じてしまいました。
OMOHARAREALでは過去の表参道・原宿(オモハラ)の街の写真と思い出を集めています。『Chapter 1』〜80's(公開中)と、『Chapter 2』90's〜(2025年公開予定)にぜひご参加ください!
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