オモハラみんなのフォトアルバム Vol.87
1978年、26歳の頃にセントラルアパートの屋上から撮った明治通りの写真です。
一番背の高かった「パレフランス」は1972年にオープンしました。外にカフェテラスがあって、建物の中には4,5本の大きな円柱が建っていました。そこにまさしくパリの街にあるような洒落たポスターが貼ってあって、時期毎にどんどん更新されていく。文化的にも新しさを感じる象徴的な商業ビルでした。
ただ、時代を経て、貼り替えられていたポスターはそのままとなり、はがれ落ちて風で待っている様子に一抹の寂しさを覚えた記憶があります。
その奥には「東郷女子学生会館」がありました。多くの女子学生が住んでいて、ベランダや窓の女子学生に向かって、地元の友達がからかい半分で手を振ったりしていましたね。
その友達は手を振り返してくれた子と意気投合し交際することとなり、めでたくそのまま結婚しました。
1978年の明治通り。明治通り沿いにガソリンスタンドがあったというのは驚きですよね。この写真からおよそ10年前の1967年。提供者である髙橋さんはセントラルアパート屋上から似たアングルの写真を撮影していました。
その写真にはガソリンスタンド手前のビル(パトレアビル)の建つ場所に「ルート5」というドライブインレストランがあり、その横に現在はラフォーレの裏手に移転した「セブンスデー・アドベンチスト東京中央教会」が写っています。(オモハラみんなのフォトアルバム No.52参照)
1978年当時、写真に映る建物の背はまだ低く、瓦屋根の住宅が建ち並んでいる光景からそこに“地域の生活”があったことがうかがえますね。
写真と同じ場所の現在は?
東急プラザ表参道「オモカド」屋上から撮った写真。1978年にはなかった、圧倒的なビル群が画面を圧迫しています。唯一、ABCマートの入るパトレアビルは1973年に建てられており、現在もその面影を残しているのがわかります。
ガソリンスタンドと駐車場があった場所には「Fender(フェンダー)」のフラッグシップが建っています。「Galaxy Harajuku(ギャラクシー ハラジュク)」を挟んで竹下通りの入り口の向こう、パレフランスがあった場所は「ASICS FLAGSHIP HARAJUKU(アシックス フラッグシップ 原宿)」が1Fに入る、「神宮前タワービルディング」となっています。

エピソードで語られている東郷女子学生会館は現在警備会社「SECOM(セコム)」の本社ビルになっています。当時、9階建て、最大480名が入れる大規模なものだったそうです。髙橋さんのエピソードのように、この場所での生活をきっかけに街に出会いが生まれていたのかもしれません。
およそ半世紀、街の写真を見比べてみると生活の場所から大規模な商業圏へと変わっていったことが明確に分かりますね。
OMOHARAREALでは過去の表参道・原宿(オモハラ)の街の写真と思い出を集めています。『Chapter 1』〜80's(公開中)と、『Chapter 2』90's〜にぜひご参加ください!
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