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街の景色を“インク”にする実演も!!CCBT記者発表会をレポート
CCBT移転リニューアルの記者発表会は2025年12月12日(金)、CCBTの入るワンハラジュクのすぐ隣「WITH HARAJUKU(ウィズ ハラジュク)」の3F、シェアスペース「LIFORK 原宿」で行われた。
発表会ではCCBTのプログラムディレクターである、島田芽生さんが登壇し、CCBTリニューアルに置ける3つの柱、「エキシビション」・「サウンド・アトラス」、「アーティストインキュベーション」を紹介。

CCBTプログラムディレクター・島田芽生さん
ひとつめに紹介された「エキシビション」はCCBTでの作品発表の展覧会だ。今回はアートチーム「SIDE CORE(サイドコア)」が私たちが生活する中でもっとも基礎的な公共インフラである“道”、つまり“道路”を題材に作品を制作した特別展「新道路」を出展。

右からSIDE COREの高須咲恵さん、西広太志さん、映像ディレクターの播本和宜さん。
2024年にワタリウム美術館で行われた大型展示も記憶に新しく、現在は金沢21世紀美術館で「Living road, Living space(生きている道、生きるための場所)」を2026年3月まで開催中。
二つ目に紹介されたのは“音”に関する新たなプログラム「サウンド・アトラス」。アトラス=地図張。文字通り、広大な音を探求する長期的なプログラムとして今後展開されていく。第一弾となる「極致からの音」は南青山スパイラルホールで開催され、共同キュレーターとして音楽家・美術家・DJとして活動する小松千倫さんが参加した。

音楽家・美術家・DJ 小松千倫さん
かつてCCBTが拠点を置いた渋谷の場所では制限が多く、実現できていなかったことも多い領域だという。「極致からの音」では人の耳には聴こえない「超低周波音」にフィーチャーし、さまざまなゲストとともに目に見えない音の世界を探求したライブイベントをおよそ6時間にわたって展開した。

そして三つ目、「アート・インキュベーション」。先述の通り、CCBTでもっとも象徴的なプログラムだ。毎年、公募によって5組のアーティストを「アーティスト・フェロー」として選出し作品を制作。ちなみに「エキシビション」で第一弾展覧会を行なっているサイドコアも、2022年度のアート・インキュベーションプログラムで作品を制作したアーティスト・フェローの1組だ。

2025年のアーティスト・フェロー5組に選出された4名が登壇。右から上田麻希さん・岸裕真さん・土井樹さん・藤嶋咲子さん。それぞれ“匂い”“植物”、“天気”、“ゲーム”とさまざまな表現とテクノロジーを組み合わせた作品を制作
3つのコアプログラムに続いて紹介されたのは、CCBTのリニューアルに際して開発されたアプリツール「Urban Ink(アーバンインク)」。ある種、CCBTの“テクノロジー×クリエイティブで街に変容を起こす”という活動目的を体現するものとしては、いちばん分かりやすい事例かもしれない。

武蔵野美術大学出身者たちによって設立され、さまざまな専門性と探究心をもった多彩なクリエイターが集まるデザイン組織「NEW Creators Club」の坂本俊太さんと山田十維さんによる「Urban Ink(アーバンインク)」の実演。右・坂本俊太さん 左・山田十維さん
アーバンインクはスマートフォンで撮影した写真を瞬時にデジタル化し、描画ツールとして使用できるというもの。目的としては風景を取り込むために作られたが、人の顔でもなんでもアートを描くツールに変貌させる魔法のようなテクノロジー。標識、壁、ビル、と言った景色がアートになるツールは、街を見る思考と視点を変えてくれそうだ!

最後の質疑応答にて。竹下通りと原宿駅から近い抜群のアクセスを誇る新たな拠点は、CCBTにとってはうってつけの場所だったと語る小川さん。ストリートから文化が生まれ積み重なる原宿にCCBTは親和性を感じていたが、場所探しは難航したという。原宿の新拠点は幸運にも巡りあえた場所だったと振り返る。

小川さんは原宿で次世代の才能との出会いを始め、若者から年配の方まで幅広い年代と交わり、街における“未来の公民館”のような場所になりたいと、これからのCCBTの在り方と期待を語ってくれた。

登壇者全員での記念撮影
記者発表会が終わり、いよいよCCBTの新しいベースへと移動する。その道すがら、ウィズ ハラジュク内にもCCBTが展開するAIを使った体験型インスタレーション「シチズンズ・ マニフェスト」の準備が大詰めを迎えていた。

「シチズンズ・マニフェスト」は原宿を訪れた人が未来の原宿の「コモンズ(街の公共スペース)」についてを対話式AIに語ると、オリジナルのマニフェスト(宣言)をポスター化してくれるインスタレーション。ものの5分程度でポスターを生成してくれる。これもまたアート×テクノロジーで街の景色を変える具体事例と言えよう。

CCBTクリエイティブディレクターの小川さんが芸術監督を務める、オーストリアの世界的なクリエイティブ機関「アルスエレクトロニカ」が事業連携している
そしていよいよCCBTの拠点へと足を踏み入れる。サイドコアの特別展「新道路」も楽しみ!と思いながら、発表会会場から案内されたのはウィズハラジュクの裏手にある駐車場!?一体、そこに何があるというのか。
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CCBTとサイドコアが繋ぐ街「新道路」に見る新たな道
- マネージャー
- 望月トミー智久
tommy

























