新作と日本未発表作品を展開!
2020年1月18日(土)〜2020年3月15日(日)、アニエスベー ギャラリー ブティックで鈴木ヒラク ドローイング展「Silver Marker and Some Stones」を開催する。
鈴木ヒラク氏は、シドニー、サンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなどの各地で滞在制作を行なっているアーティスト。ドローイングと言語との関係性を主題に、平面・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなどから、ドローイングの概念を拡張するような制作活動を展開している。 これまで金沢21世紀美術館、森美術館、パリ日本文化会館など国内外の美術館で多数の展覧会に参加している。
本展は、鈴木ヒラク氏の10年間に渡る軌跡を収めた渾身の作品集”SILVER MARKER―Drawing as Excavating”の出版を記念した展示だ。近年の鈴木ヒラクの代表的なシリーズである、漆黒の紙に光を放つようにシルバーマーカーとスプレーで描かれたドローイングシリーズ“Constellation”と“GENZO”から、新作と日本未発表作品を展開する貴重な展示会だ。また、2019年秋に南仏、モンペリエの美術館MOCO Panacéeにて初めて発表した、路上で拾った石を素材として使用した壁画が、ギャラリー空間に合わせたインスタレーションとして見ることができる。
さらに作品集”SILVER MARKER―Drawing as Excavating”をアニエスベー ギャラリー ブティックにて先行販売する。作品集では「ドローイング」を絵と言葉の間にある線の「発掘」行為と捉え、多岐にわたる手法によってその可能性を拡張し続けている鈴木ヒラクが、2010年から2019年までの間に銀のマーカーとスプレーで描いた平面作品や壁画から選りすぐられた200点以上の図版が展開されている。裏表紙には作家の直筆で一冊ずつ線(痕跡)が刻まれているのでそれも合わせて注目して欲しい。
アニエスベー ギャラリー ブティックのギャラリーに合ったインスタレーションの中で、新作や日本未発表を見ることができる贅沢な展示会。鈴木ヒラクの渾身の作品に浸りに行こう。
■概要
鈴木ヒラク ドローイング展「Silver Marker and Some Stones」
開催期間:2020年1月18日(土) 〜3月15日(日)
レセプション&サイン会:2020年1月17日(金)18:00〜21:00
営業時間:11:00〜20:00
開催場所:アニエスベー ギャラリー ブティック
住所:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山 2F
アニエスベー ギャラリー ブティック先行発売
タイトル:SILVER MARKER―Drawing as Excavating
著者:鈴木ヒラク
デザイン:須山悠里
出版:HeHe
特別協力:agnès b.
版型:A4変形(285 × 210mm) / 144pages / コデックス装 / スリーブケース
日本語 / 英語
ISBN:978-4-908062-30-8 C0071
定価:8,900円(税別)
>>EDITOR’S VOICE
近くのスパイラルで開催中の「日本の眼展」にも立ち寄ってアート巡りはいかが?日本の美意識を「日本庭園」に見立てたアートインスタレーションと、それを具現化した服を組み合わせて展示している。1月22日(水)までなのでお早めに!
Text:ayaka minoda
INFORMATION
アニエスベー ギャラリー ブティックで鈴木ヒラク ドローイング展「Silver Marker and Some Stones」を開催
- 住所
- 東京都東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山 2F
- 電話
- 03-3406-6010
- 営業時間
- 13:30〜18:30
- 定休日
- 月